今更であるがやっぱりそうなんでしょう。
学生時代、”なんちゃって”商学部だった私は卒論のテーマで某ファーストフード業界についてとりあげた。
いろいろ見るとトップを走る企業やその後に続く企業とは対照的な戦略をとっている企業がありました。バブル時代にもかかわらずマイペースの出店をつづけ、はやい、安いを売りとせず、味と雰囲気を重視したM社(そいうえばトップもM社??同じ頭文字)。
今でいうところのスローライフ??もどきを当時から行って着実な成果を挙げています。
結局、飲食店なのでファーストフードといっても”味”が命!。当時から味にこだわり”口コミ”を意識していたのか?
行列の出来るお店ってテレビが取材にきたから行列ができたのではなく、口コミが広まりマスコミに届いた結果である。そう考えれば大手の広告会社が時代を先取りしたと錯覚させるような高いお金をかけたクリエィティブなCMて効率が悪いですよね。
商売の基本はやはり商品とか技術であり、いくらだまして顧客にアピールしてもブームで終わってしまう。
インターネットが広まってみえないところで広まっていく”口コミ”効果。それが表面化していろいろな楽しみが広がっていく。
まさにBlogってそんな媒体ですよね。不快なアダルトやわけのわからないトラックバックさえなければいいんですどね。
今月号の「webDesigning」の特集を読んでつくづくそう感じた今日このごろでした。
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