三国志でもジョン・ウーの”白い鳩”は健在!
三国志でも一番のクライマックス「赤壁の戦い」の映画化。NHKの人形劇「三国志」が印象に残っているので意識するなといわれても意識してみてしまいました。
曹操、孫権、劉備、張飛、趙雲(個人的には一番好きな武将です(^^))は、及第点といったところですが、孔明こと金城武は少し逞しいようなイメージがあるしキレ者だけど少々短気といったイメージがある周瑜なのにトニー・レオンでは人間が出来すぎ?といったまあ欲張りだけどそういうところが気になりました。
印象的なのは甘興こと中村獅童。男たちの大和/YAMATO』や『硫黄島からの手紙』のイメージが強くて見事な軍人ぶりです。
ストーリーは映画なので脚色している部分もあるのですが武将たちのアクションはやはり凄いし迫力があります。
ただ孔明、周瑜といった2大キャストの構成なので少々焦点がぼやけているのをスケールとアクションでごまかしているっていった感じ。part2で結構テンポの速い展開となると思うのですがエピソードもいろいろある三国志なので3部作でも面白かったかなっていう印象です。
またジョン・ウー監督でおなじみの鳩は健在!さすがに教会はないですけどね(笑)