ん~ちょっと消化不良かな?
1947年、
L.Aで起こったエリザベス・ショート惨殺事件「ブラック・ダリア事件」のジェイムズ・エルロイが書いた小説を映画化。
ミステリー映画なんですけど、事件の真相究明よりも人間関係とかバッキー(ジョシュ・ハートネット)、リー(アーロン・エッカート)、ケイ(スカーレット・ヨハンソン)達の関係を詳しく書いたというか、配分間違えたというか…。おそらく原作を濃縮しようとして”ミスっちゃかな(>0<)”て感じです。
以下、少しネタバレ…
ストーリー的には時代設定やらバッキーとリーの八百長とかを考えると”叩けばホコリ”のでる登場人物達です。エリザベスの死体が発見される時にすぐ近所でタレコミ屋のフィッチを待ち伏せの末の射殺やエリザベスと似ているマデリン(ヒラリー・スワンク)の名前の書いたマッチをバッキーがケイに投げ渡すシーン。そしてビルでリーを襲った人の顔がみえないけど女性らしきシルエット…。
結構わかりやすい展開といえばそうなのですが、肝心の事件の確信という点では少し強引でしょうか。事件の真相と惨殺な殺人スタイルを連想させるのがラスト10分くらいとう展開はもったいないというかつながっていないというか…。
大まかにはとりあえず”まとめました”という感じでしたが前半にバッキーやリーのことを描いた割には登場人物について不十分。
2時間という枠だったので3時間の映画であれば結構よかったかも!